皆さんは何かしらの節約をしたことはありますか?
コロナ禍の影響で収入が減り、節約生活を強いられている人もいれば、
昨今の投資ブームで、種銭を作るために節約をしている方もいると思います。
若しくは、節約には興味あるけど、まだ着手していないという人も
いるのではないでしょうか。
基本的に節約は、より良い人生を過ごすために、誰もが行った方が良い
行動の一つとされています。
ただ、そんな節約にも「やっていけない節約術」というのが存在します。
今回は、節約術の中でも「やりすぎると心まで貧しくなる節約術」を5選紹介します。
もし、自分のやっている節約術が当てはまった場合は、
これからも続けるべきか、一度検討してみてはいかがでしょうか。
恋人や友人、新たな出会いを生む交際費の節約
節約をするうえで交際費の削減は、手を付けるべき節約の上位に位置します。
心から楽しめない飲み会を断るなどは、その最たるものです。
幸いにもコロナ禍の影響から、飲み会自体が行われなくなったり、
飲み会が開催されても断りやすくなりました。
だからと言って、恋人や仲の良い友人との楽しい時間を過ごすための出費や、
新たな交友関係などを生み出すための交際費まで削減してはいけません。
恋人や友人、新しい出会いのための交際費に対して、
行き過ぎた節約をしてしまうと、かえって不幸になる可能性があるからです。
例えば、下記のような例が挙げられます。
- お家デートばかり。食事も自炊か、お金のかからないチェーン店のみにした結果、恋人から振られる
- 友人からの食事や遊びの誘いを、お金がかかるので断っていたら、いつの間にか誘われなくなり、友達でなくなっている。
- 新しい出会いを増やしたいが、お金がかかるので放置したら、いつの間にか一人ボッチになる
上記は、交際費の削減をやり過ぎた時の一例です。
もちろん、交際費を削減したからと言って、上記の例のようなことが
必ず起きるとは言えませんが、実際に起きてしまってからでは時すでに遅しです。
そうならないためにも、「恋人や友人、新たな出会いを生む交際費の節約」は
慎重に行った方が良いでしょう。
交際費を削減するか迷ったときは、「その出費(交際費)によって幸せになるか?楽しめるか?」
と自分に質問してみましょう。
その質問に対して「Yes」と言える場合は、「迷わず支払う」、
「No」だった場合は、「支払わない・削減する」とすることで、
間違った交際費の削減をしてしまう可能性が、グッと抑えられます。
朝昼晩3食を極限まで切り詰める食費の節約
食費の削減も、節約する際の項目としてよく上がります。
食費は、全ての支出の中でも上位に位置することが多いからです。
人によっては、食費を削るために、涙ぐましい努力をされている方もいるようです。
そんな食費を節約し過ぎると、かえって不幸になってしまう可能性があります。
例えば下記のような場合です。
- 1日1食のみにしたことで食費は減ったが、常にお腹が空いてイライラする
- 1日3食インスタントラーメンなど偏った食事にしたことで、体を壊した
- 1日3食のままだが、食べる量を減らして筋肉が減った
上記例にあるように、お腹が空いてイライラすると人にあたって傷つけてしまうかもしれません。
また、食費を安く済ませるために、偏った食事をとり続けたことで、
人間にとって最大の資本である「体」を壊してしまう可能性もあります。
最後の「筋肉」については、人によりけりですが、私なら悲しくなります。
食費の削減は、ある程度は必要なことです。
しかし、行き過ぎた食費の削減は、「体」を壊すことにも繋がるため慎重に行った方が良いです。
もし、食費を削減するかどうか迷ったときは、「健康的な食生活ができるか」を考えることが
大事だといえます。
真夏でも冷房をつけない 行き過ぎた光熱費の節約
暑い日にもかかわらず「冷房をつけない」という節約術があります。
光熱費を少しでも抑えるためです。
そのため、真夏日であるにも関わらず、エアコンをつけずに扇風機のみで、
耐えるという方もいるようです。
しかし、真夏日とは言わず、「暑い」と感じた時は、エアコンをつけるようにしましょう。
というのも、暑いにも関わらずエアコンをつけずにいると、
場合によっては「病院」行き、また最悪の場合も考えられるからです。
下記は、総務省消防庁より公表されたR4.8.15~R4.8.21に全国で救急搬送された人の人数をまとめた表とグラフです。
上記の表・グラフを見ると分かる通り、「住居内」で熱中症となる人は、4割程度います。
消防庁に直接確認をしたところ、熱中症になってしまった具体的な理由は、
各地域の消防署に確認が必要であるものの、「エアコンをつけずにいたこと」や
「エアコンが適切な設定温度に設定されていなかった」パターンが多いとのことでした。
上記の理由などから、健康のためにも「真夏にエアコンをつけない」や
「設定温度は28度以下にしない」といった「行き過ぎた光熱費の節約」はしない方が良さそうです。
1円でも安いものを探し求めてお店をハシゴする
「1円でも安いものを探し求めてお店をハシゴする」という節約術もよく聞きます。
ブログで1円を稼ぎ出すのは非常に大変であることから、1円の重みも理解しています。
ですが、「1円でも安いもの」のために、貴重な時間を使ってお店をハシゴするのは、
非常に勿体ないです。
例えば、いつも使っているスーパーは徒歩5分だが、徒歩15分の場所にあるスーパーが
特売でレタスが20円安くなっている場合、皆さんはどちらのスーパーに買いに行きますか?
私は、特売があったとしても、いつものスーパーに行きます。
これが数百円安くなるといった場合は、私も特売をしてるスーパーに行くかもしれません。
しかし、往復で20分余分にかけて、少し安いものを購入しに行くよりも、
その20分で、アニメ1話見たり、ブログを書いたり、筋トレをする時間にする方が、
自分にとって価値が高いと考えるからです。
もちろん「数十円でも大金だ!」という方の意見も分かります。
しかし、人にとって最も価値の高いモノの一つである「時間」を犠牲にしてまで、
安いものを探し求めてお店をハシゴするのは、勿体ないと感じます。
特に、いつも「時間がない」と言っているのに、「お店をハシゴをする」時間はある
という方には、一度立ち止まって「その節約は本当に正しいのか」と検討して欲しい節約術だと考えます。
最後に・まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、「やりすぎると心まで貧しくなる!? やってはいけない節約術4選」について紹介しました。
「やってはいけない節約術4選」とは
上記の4つでした。
節約術に凝り始めると、上記のうち1つくらい手を出すこともあるかもしれません。
ただ、どの節約術も「心を貧しくする」可能性のある節約術です。
もし、生活に取り入れる際は、くれぐれもご注意ください。
以上となります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
皆さんの参考になれば嬉しいです!
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