多くの人が上記のようにコミュニケーション能力高めたいという想いを持っていることと思います。
ただ、コミュニケーションに関して学ぼうと思い、例えばAmazonで「コミュニケーション」に関する書籍を調べると30,000件以上の本がヒットします。
そういったことから、どんな本から学んだら良いのか分からず途方に暮れてしまうなんてことも……
そんな中で、人とのコミュニケーションをラクなものにすることができると話題なのが、「アサーション」や「アサーティブ・コミュニケーション」です。
そんな中、今回はアサーションに関する基礎テキストと名高い平木典子さんの『三訂版 アサーション・トレーニング ー さわやかな<自己表現>のために』をご紹介します。
もし、『三訂版 アサーション・トレーニング ー さわやかな<自己表現>のために』について「どんな内容の本なのか気になるなー」と思われた方に向けに、「書籍情報」や「本書を読んだ私のレビュー・感想」を交えて、精一杯魅力をお伝えさせて頂きます。
ぜひ参考までに最後まで読み進めて頂けたら嬉しいです!
それでは見ていきましょう!
書籍情報
書籍詳細
項目名 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
書籍名 | 三訂版 アサーション・トレーニング ー さわやかな<自己表現>のために | |
著者 | 平木典子 | |
出版社 | 株式会社金子書房 | |
発売日 | 2021年7月1日 | 三訂版第1刷発行日 |
ページ数 | 207ページ | 参考文献含む |
ISBN | 978-4-931317-18-5 | |
金額 | (税抜)1,600円 | |
オススメ度 | ★★★★ |
目次
- 第Ⅰ部 コミュニケーションの基礎
- 第1章 アサーションとは
- 第2章 ものの見方・考え方とアサーション
- 第3章 人権としてのアサーション
- 第Ⅱ部 アサーティブな自己表現の方法
- 第4章 アサーティブな言語表現
- 第5章 言葉以外のアサーション
- 第6章 アサーション・トレーニングの実際
- 第7章 むすびに代えて~二一世紀のアサーション~
レビュー・読書感想
本書は、私が勤めている会社が企画してくださった「アサーティブ・コミュニケーション」に関する研修の予習になるかもしれない(自主的な予習です)と思って購入した書籍です。
また、私自身この記事を執筆している現在、コミュニケーションにおいて悩み、苦しみ、とてもつらい状況を、何とかして打開してたい、より良い将来を得られる道筋をつけたいとの思いから購入しました。
『三訂版 アサーション・トレーニング ー さわやかな<自己表現>のために』では、「アサーションとは何か?」「アサーションにつながるもの考え方や見方はどんなものか?」そして「アサーティブな自己表現とはどんなものなのか?」ということについて、順を追って体系的に学ぶことできます。
そんな中で、本書は読み始めた読者に対して、真っ先にチェックリストを使ってアサーション度を測るところから始まります。
例えば、チェックリストには以下のようなものがあります。
- あなたは、誰かに良い感じをもったとき、その気持ちを表現できますか(はい ・ いいえ)
- あなたは、人に援助を求めることができますか。(はい ・ いいえ)
- あなたは、自分が間違っているとき、それを認めることができますか(はい ・ いいえ)
- あなたの行為を批判されたとき、受け応えができますか。(はい ・ いいえ)
- あなたに対する人の好意がわずらわしいとき、断ることができますか(はい ・ いいえ)
上記を含めて全部で20の質問があります。
「はい」か「いいえ」かで答えるだけの簡単な質問ではあるものの、私には思った以上に答えるのが難しく感じました。
というのも、ある場面では「いいえ」だけれども、別の場面では「はい」となる質問も多くあったからです。
ただ、「仕事」という場面に絞って考えてみると、中々厳しい結果に……
アサーション度「5」
「10」で普通以上とされていますので、その半分ということは、アサーションができていないということに。
分かってはいましたが、いざ現実を突きつけられると落ち込むものです。
実は、『三訂版 アサーション・トレーニング ー さわやかな<自己表現>のために』を読み始めるまでに2冊のアサーションに関する書籍を読了していました。
その2冊を読了して少しずつ実生活で取り入れていたので、もう少し点数は高い点数になるかと思いながらチェックリストの〇をつけていましたが、なかなか思うような結果が出ていないようです。
結果に落ち込みはしますが、今の自分の位置を確認できたのは良かったと思っています。
今の自分の立ち位置が見えたことで、改めて「アサーティブ・コミュニケーション」や「アサーション」について学び、実際の人とのコミュニケーションに活かしていきたいと思った次第です!
『三訂版 アサーション・トレーニング ー さわやかな<自己表現>のために』は、全ての章どれもが、オススメなのですが、その中でも個人的にオススメするのが第3章です。
第3章「人権としてのアサーション」では、アサーションに関わる権利のうち(アサーション権は100以上あるそうです)の基本的なものが取り上げられています。
例えば
- 私たちは、誰からも尊重され、大切にしてもらう権利がある。
- 私たちは誰もが、他人の期待に応えるかどうかなど、自分の行動を決め、それを表現し、その結果について責任をもつ権利がある。
- 私たちは誰でも過ちをし、それに責任をもつ権利がある。
上記は、『三訂版 アサーション・トレーニング ー さわやかな<自己表現>のために』に書かれていたアサーション権のうち最初に出てきた3つです。
本書では、全部で5つのアサーション権が紹介・解説されているのですが、そのどれもが「なるほどな!」「確かに!」と思えるようなものばかりです。
なので、もし残りの2つが気になる方は、ぜひ『三訂版 アサーション・トレーニング ー さわやかな<自己表現>のために』を購入頂いて、内容を確かめてみてください!😁
また、アサーションに関しては、戸田久美さんの『アサーティブ・コミュニケーション』や大串亜由美さんの『[新版]アサーティブ 「嫌われない自己主張」の技術』もオススメです。
レビュー記事を書かせて頂いているので、ぜひそちらも参考にしてみてください!
以上となります。
今回紹介させて頂いた記事を読まれた方が、実際に書籍を購入されて、人生がより良いモノになったのであれば、本望です!
今回は読書記事でしたが、私のブログでは、「睡眠知識の向上よる生活の質を向上させる」ことを目的として、今まで読んできた睡眠に関する書籍などから学んできた睡眠に関する知識を紹介しています。
その他、様々なジャンルを取り扱っています。
きっと皆さんが気にあるような記事がありますので、ぜひ、トップページより他の記事もご覧になって頂けたら嬉しいです!
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