あなたは、毎日朝食を食べていますか?
毎日、規則正しく食べてます!
という人もいれば、
朝は忙しくて、食べれる時しか食べないかな
という人のいますし、
そもそも、朝食なんて食べる必要ないでしょ
という人もいると思います。
確かに、「朝食を食べた方が良い!」という学者さんもいれば、「朝食は食べる必要ない」という学者さんもいて、
いったい何を信じていいんだ・・・
となってしまうかもしれません。
ただ、こと睡眠に関しては、朝食は食べることを推奨しています。
ということで、今回は「朝食が睡眠に与える影響とメリット」について紹介します。
朝食が睡眠に与える影響
まず「朝食が睡眠に与える影響」について紹介します。
結論、朝食を食べることで睡眠の質が向上します。
なぜなら、朝食は同調因子(体内時計を24時間に調整する刺激)の一つとされています。
というのも、朝食を食べることで、消化吸収のために内臓が動き出すことで、体温、ホルモンの分泌、代謝、睡眠・覚醒といった体内時計のリズムが整うからです。
また、研究によると
- 朝食を食べる人は、朝食を食べない人に比べて睡眠が良質
- 朝食を食べる人は、朝食を抜く人に比べて睡眠不足の人が少ない
ということが分かっています。
参照:農林水産省の『「食育」ってどんないいことがあるの?』ページにある「詳しい研究結果(エビデンステーブル等)の紹介」の「朝食に関するエビデンステーブル(研究結果の一覧)(PDF:322KB)」
ちなみに、朝食を食べるタイミングとかありますか?
朝食を食べるタイミングは、起床後1時間以内、遅くても2時間以内に食べるようにしましょう。
なお、普段から朝食を食べない人ほど、朝食を毎日食べる効果は高いようです。
朝食が睡眠意外に与える影響
カルビー株式会社と関東学院大学 栄養学部との共同研究(朝食欠食者における朝食介入と睡眠の関係)が行った共同研究によると、普段から朝食を食べていない人が8週間朝食を食べ続けるとことで、睡眠の質に加えて、疲労感や抑うつなどの精神的QOL(Quality of Life)も向上することが判明しました。
また、同研究では、朝食を食べていない人は、食べている人に比べて以下のことが判明しました。
- 運動の力が低い
- 学業成績が悪い
- 肥満・糖尿病になりやすい
- 心臓疾患にかかりやすい
朝食を食べなことで、睡眠の質以外にも、色々なデメリットが生じていたんですね💦
そうなんです!
同研究では、横浜市内在勤のオフィスワーカー194名(普段から朝食を食べていない人113名、比較対象:習慣的に朝食を食べる人81名)に8週間主食(米・パン・麺・シリアル)を含む朝食を自由に食べてもらった結果、「普段から朝食を食べていない人」の睡眠の質と、精神的QOLの数値が良くなりました。
なので、睡眠と健康のためにもぜひ朝食をしっかりと食べるようにしましょう!
朝食はバナナを食べよう!
と言っても、
朝食を用意するのは面倒くさいです💦
という方もいると思います。
そんな時は、「バナナ」がオススメです。
バナナを朝食にオススメするのは、「甘熟王」のブランドでおなじみのSumifruの『専門家にお聞きしました!「朝食にバナナが良い理由」』の記事でも触れられている通り、以下の6つの理由からです。
理由 | 備考 |
---|---|
手軽に誰でもすぐ食べられる | 房からもいで、皮をむくだけ |
消化がよく食べやすい | 柔らかく、消化酵素のアミラーゼを含んでいる |
寝ている間に失われたブドウ糖を補える | 睡眠中に使われたエネルギーを回復 |
栄養価に優れ、食物繊維やビタミン、ミネラル等含み、低カロリー | 1本90カロリー程度、食物繊維が豊富で、ビタミンB群やマグネシウム(ミネラルの一種)も含む。 |
腸内環境を整え、毎朝おなかスッキリ | 腸内細菌の善玉菌が好物とする食物繊維やオリゴ糖が豊富 |
心身の安らぎに関与するしあわせホルモン“セロトニン”も増加が期待 | セロトニンの原料となる「トリプトファン」が豊富、そして、セロトニンはメラトニン(睡眠ホルモン)の原料になるので、睡眠の質も向上が期待できる |
特に睡眠に焦点を当てると、上記理由の6番目にあげた「心身の安らぎに関与するしあわせホルモン“セロトニン”も増加が期待」が、朝食にバナナを食べることをオススメする理由です。
ちなみに、メラトニンは起床から14~16時間後に再分泌されます。
その再分泌のときにセロトニンが多い方が良いので、朝食でバナナを食べてセロトニンの原料となるトリプトファンを吸収しておくことは重要です。
まとめ
最後に記事のまとめです。
今回は、
- 朝食が睡眠に与える影響
- 朝食が睡眠意外に与える影響
- 朝食はバナナを食べよう!
という内容で、記事を書かせていただきました。
「①朝食が睡眠に与える影響」では、朝食を食べることで睡眠の① 質 が向上することを学びました。
というのも、朝食は②同調因子(体内時計を24時間に調整する刺激)と呼ばれる刺激の一つで、朝食を食べることによって③体内時計のリズムが整うからです。
「②朝食が睡眠意外に与える影響」では、カルビー株式会社と関東学院大学 栄養学部との共同研究(朝食欠食者における朝食介入と睡眠の関係)が行った共同研究より、朝食を普段食べていない人が、朝食を食べるようになると睡眠の① 質 と④精神的QOLの数値が良くなることを学びました。
「③朝食はバナナを食べよう!」では、朝食にバナナを食べることをオススメさせていただきました。
朝食にバナナをオススメする理由としては、以下の6つがありました。
- 手軽に誰でもすぐ食べられる
- ⑤ 消化 がよく食べやすい
- 寝ている間に失われた⑥ブドウ糖を補える
- 栄養価に優れ、⑦食物繊維や⑧ビタミン、⑨ミネラル等含み、低カロリー
- 腸内環境を整え、毎朝おなかスッキリ
- 心身の安らぎに関与するしあわせホルモン“⑩セロトニン”も増加が期待
特に6番目については、⑩の原料となる⑪トリプトファンが豊富に含まれていること理由としてあげられます。
※各穴抜きとなっている箇所は、お手数ですがパソコンであればドラッグ、スマホであればスワイプすることで、答えを見ることができます。
以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
記事を読んで頂いた皆さんの睡眠の質がより良いモノとなれば、筆者としても嬉しいです。
記事が「良いね」と思った方は、人に紹介していただけたら嬉しいです!
これからも、皆さんのお役に立てるよう精一杯記事を書かせていただきます。
今後とも、よろしくお願いします!
「記事の執筆者の紹介」→プロフィール
コメント