怒りとおさらば！戸田久美さんの『怒らない１００の習慣』の読書感想

「最近ちょっとしたことで怒りが湧いてしまう・・・」
「仕事中に嫌なことがあって、ついカッとなってしまった・・・」
「自分の思った通りにことが運ばなくて、人にあたってしまった・・・」

誰しも、上記のように怒りの気持ちが湧いてしまう場面はあるかと思います。

そして、もしその怒りを誰かにぶつけてしまった場合、あとで「なんであんなに怒ってしまったんだろう・・・」など後悔してしまうこともあるかと思います。

私自身、最近、仕事中怒りっぽく、怒鳴り散らすことはないにしても、明らかに怒っていることが感じられる言動をしている事が多々ありました。

そして、そのような言動をした後には決まって

「なんであんな言い方をしてしまったんだろう・・・」
「なんであんなに怒ってしまったんだろう・・・」
「なんであんな態度を取ってしまったんだろう・・・」

そんな、毎日辛い気持ちを抱えながら過ぎていく日々・・・。

ただ「このままでは絶対にダメだ、何とかして怒ってしまうのをコントロールしなければ」と思い、書店で関連する書籍を探す中で、今回紹介する戸田久美さんの「怒らない１００の習慣」と出会いました。

そして、本書に書かれていることを生活の中に取り入れることで、少しずつ怒ることが減ってきたことから、私のように「怒り」で苦しんでいる方々のお役に立てればと思い、本書を紹介することにしました！

書籍情報

書籍詳細

項目名	内容	備考
書籍名	怒らない１００の習慣	
著者	戸田久美	日本アンガーマネジメント協会理事
出版社	WAVE出版	
発売日	2023年2月19日	
ページ数	230ページ	参考文献含む
ISBN	978-4-86621-447-4	
金額	（税抜）1,500円	
オススメ度	★★★★★	

目次

読書感想

まず、結論としては、「買ってよかった」「ぜひ私のように怒りに翻弄されている方に紹介したい！」そう思える書籍でした。

本書と出会ったときは、本当に辛い時でした。

特に仕事中の対人関係でうまくいかない日々。

ちょっとしたことで、とにかく怒りが爆発する毎日で、怒った後に疲れ、怒ることに疲れ、怒ってしまう自分に疲れる、そんな日々の繰り返しでした。

ただ、幸い他人に当たり散らすなど、人間関係に致命的な影響を与えるようなことは何とか防いでいる状況。

「このままでは、早晩、職場の人間関係の致命的な影響を与えるようなことをしでかしてしまう・・・」

そんな焦りを抱えながら、何とかしようと藁にもすがる思いで、いつも行く書店に足を運んでいました。

その書店には、多くの怒りの抑え方（アンガーマネジメント）に関する本が置いてありました。

ただ、一冊一冊手に取って中身を見てみても、なかなか今の自分にしっくりくる書籍を見つけられないでいました。

そんな中、内容が非常に優しくて理解しやすい、加えて、ひときわ表紙絵や挿絵がどれも癒される戸田久美さんの『怒らない１００の習慣』を発見し、すぐさま購入。

自宅に帰って時間を忘れて読み進めていきましたが、どれも「なるほどなぁ、そうしたら怒らんですむのか」という習慣が書かれていました。

例えば、「怒りに点数をつけてみる」

この習慣はとても役に立っています。

何か怒りが湧いたことに対して、「今感じている怒りは、１０点満点中何点くらいかな？３点くらいかぁ、意外と対して怒ってないんだな」と客観的に考えられるようになったので、無駄に怒ってしまうことが激減。

他にもしつこい怒りに対しては「ずっと気にかけるべきことなのか考える」を使ってみたり、

『「なんか嫌・・・』を分解する」という習慣を使って、「なんかよく分からんけどイライラする」ということが無いように心がけたりすることで、さらに怒りの感情をコントロールできるようになってきています。

他にも、１００個の怒らない習慣があることから、よく怒りの感情を抱えてしまう方には、本書に書かれている習慣のうち、いくつかは日常に取り入れられることがあるでしょう。

ということで、今回は私の実体験も交えながら戸田久美さんの『怒らない１００の習慣』をご紹介させて頂きました。

ぜひ、本書にご興味持たれましたら、お近くの書店や下記ネットショッピングでポチってみてはどうでしょうか？

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